一般臨床医のためのMRI診断

Diagnosis  with  Magnetic  Resonance  Imaging  for  General  Practitioner

 

はじめに 

 最近の画像診断法の進歩には目覚ましいものがあり、医療のあらゆる分野において貢献している。そのなかでMRI(magnetic resonance imaging)1980年にはじめて臨床応用が試みられ、現在ではその多くの特徴・利点ゆえに、ほとんどすべての領域に対して有用性が認められている。
顎口腔領域においても例外ではなく、診断および治療方針の決定に不可欠なものとなってきている。

 一方、一般臨床医にとってMRIは、日常診療において必要とする機会がほとんどないため縁遠い存在となっている。
しかし、MRIは今後さらに発展・進化し、避けては通れない画像診断法の1つになると思われる。

 それでは、MRIの特徴、読影法、さらに各疾患毎に具体的症例を交えてわかりやすく解説してみたい。